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2019.05.24

カネ正建設株式会社(榛原郡)

建築工事
自己破産準備
負債総額 約5億円


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カネ正建設株式会社(榛原郡吉田町住吉)は5月7日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。
当社は大正13年に飯田組の屋号で創業、昭和25年に法人改組され、静岡県中部地区を主体に工場や事業所、店舗、公共施設などの建築工事、道路や河川の整備工事、不動産売買なども手がけていた。平成12年には輸入住宅建築部門を立ち上げ新たな事業展開も図っていた。
しかし、企業の設備投資意欲の鈍化や公共工事予算の削減などにより受注環境が悪化。打開策として環境事業部門を立ち上げ、バイオ式生ゴミ処理機の販売を開始するものの 業績悪化は改善せず、収益性も低下していた。そのような中、関係会社特別清算開始決定を受けたことで、同社への貸付金や出資金の回収が不能となり、また借入金負担も重く、資金繰りが限界に達し、今回の事態となった模様。
負債総額は約5億円とみられる。

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