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2019.03.13

株式会社かわにし(静岡市)

衣料品小売
破産手続開始
負債総額 約6億8000万円


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株式会社かわにし(静岡市駿河区西脇)は、2月28日に静岡地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和52年に法人改組された衣料品小売業者。静岡県中部地区に「かわにし」の店名で衣料品店を構え、郊外店を中心に多店舗展開し、婦人服、紳士服、子供服、肌着、靴下類のほか、靴、傘、寝装寝具、タオル類まで生活に関わる衣料品を幅広く取り扱っていた。地元の知名度も高く安価主体の商品構成で、顧客層も40歳代後半から60歳代の女性客が大半を占めていた。
しかし、近年は震災の影響による消費の低迷や、大手量販店、地元同業社、インターネット通販業者などとの競争が激しく業績は悪化傾向を辿っていた。そのため金融債務をリスケジュールし、今年1月末時点で店舗を4店舗にまで縮小。人件費抑制などで経営の立て直しを図ったが支え切れず、2月27日に事業を停止し、当事態に至った模様。
負債総額は約6億8000万円とみられる。

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