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2018.11.07

株式会社遠藤商店(富士市)

乾燥野菜の選別
破産手続開始
負債総額 約1億3000万円


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株式会社遠藤商店(富士市五貫島)は、10月4日に静岡地裁富士支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和52年12月に法人改組された乾燥野菜の選別作業業者。当初は農産物の加工・販売を手がけていたが、その後乾燥野菜の選別作業を主力業務とし、輸入されたタマネギやトマト、ピーマン等の乾燥野菜を手作業で選別して食品加工業者へ納入し、その加工賃を主な売り上げとしていた。
しかし、加工賃の業態から受注単価は低く、また中国産野菜の農薬残留などの問題で国内産野菜の人気が高まったほか、機械選別を主力とする同業者との競合が激化し年々受注が減少していた。そのような中、過去の不動産取得等設備投資や運転資金としての借入金負担が重く、資金繰りも限界に達し今回の措置となった模様。
負債総額は約1億3000万円とみられる。

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