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2018.10.23

タタラ株式会社(焼津市)

住宅建材設備部品製造
自己破産準備
負債総額 約9億円


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タタラ株式会社(焼津市藤守)は、10月10日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任し自己破産申請の準備に入った。
当社は平成4年5月に設立され、内装ドアやシステムキッチンの扉を主体とした住宅内装建材、洗面台扉等の住宅設備部品の製造を手がけ、住宅内装建材では大手メーカーヘのOEM供給で多品種小ロット生産が可能な体制を整えていた。
しかし、主力得意先であった大手メーカーが内製化を強化したことから受注量が低下。そのため、平成26年には住宅内装建材のオリジナルブランドとして「TiGRAN (ティグラン)」を立ち上げ、高品質な内装ドアやシステムインテリア関連の製品を展開し、大手住設メーカーとの取り引きを増加させるなどして対応していた。そのような状況下、財政面が悪化するなかで、静岡県中小企業再生支援協議会などの指導の下経営再建に努めていたが、資金回収が困難となり支え切れず今回の事態となった模様。
負債総額は約9億円が見込まれている。

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