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2018.03.07

株式会社電昭舎(静岡市)

自動制御機器販売
破産手続開始
負債総額 約8億4000万円


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株式会社電昭舎(静岡市葵区沓谷)は、2月9日に静岡地裁において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和42年4月に法人改組した自動制御機器販売業者で、自動制御機器や同部品の販売、また制御盤・操作盤の製作、FAシステム関係の複合商品の販売も手がけ、大手企業の県内工場などを得意先に営業を展開していた。
しかし、事業環境の悪化から経営不振に陥り、その対策として平成15年に経営陣の刷新を図り、人材育成や組織体制の見直しなどに取り組んでいた。ところが主力得意先であった自動車業界がリーマン・ショックの影響により打撃を受けたことで当社の受注量が減少。大幅な人員削減などで収益改善に努めたが、受注量の確保に苦戦し、多額の借入金負担も重く資金繰りが逼迫。返済をリスケジュールするなどして懸命に繰り回してきたが、代位弁済、担保不動産競売開始決定を経て、今回の措置となった模様。
負債総額は約8億4000万円とみられる。

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