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2017.10.03

パワーエンタープライズ株式会社(富士市)

自動車内燃機関連機器開発
破産手続開始
負債総額 約2億3000万円


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パワーエンタープライズ株式会社(富士市森島)は、9月12日に静岡地裁富士支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成9年1月に設立された自動車内燃機関連機器開発業者。自動車のカスタム・チューン向けの自動車内燃機関連機器の開発、設計、製造を手がけていたほか、自動車電子パーツの開発販売、自動車整備なども手掛けていた。主力である自動車内燃機関連機器は、海外からエンジンの吸気過給装置「スーパーチャージャー」を輸入し、自社工場で各車種の仕様に合わせて部品を開発、性能検査を実施、その後国内の販売代理店経由で全国のカー用品店へ販売。また平成21年には業容の拡大を図り福岡や大阪に営業所を開設していた。
しかし、その後は国内の自動車市場の低迷や若年層の車離れなどから自動車関連の販売が低迷し業績が悪化。そのため営業所の撤退や社有不動産の売却などで経費削減や借入金の圧縮を図ってきたが、開発費用などの借入負担が重く、資金繰りが逼迫し今回の措置となった模様。
負債総額は約2億3000万円とみられる。

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