木製品塗装
自己破産準備
負債総額 約1億6000万円

株式会社鈴木塗装（袋井市松原）は、7月3日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任し自己破産申請の準備に入った。
当社は平成18年7月に法人改組した木製品塗装業者。当初はピアノを主体とした楽器の塗装が主力であったが、得意先の製造台数減少と共に楽器塗装から離れ、マンションや住宅の建具、キッチン扉、家具、店舗の什器など比較的大きな製品の塗装や鏡面仕上げ等の塗装にシフトしていた。
しかし、近年ではマンションや一般住宅関連の量産鏡面塗装受注が大幅に減少、単発物件についても鏡面塗装から普通シート製品に変更され、経営環境は厳しい展開を強いられていた。そのため、資金面でも業績悪化により厳しい繰り回しを余儀なくされ、ついに限界に達し、今回の事態となった模様。
負債総額は約1億6000万円が見込まれる。

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