木造建築工事
特別清算開始
負債総額 約1億円

八木木材産業株式会社（静岡市葵区神明町）は、5月26日静岡地裁において特別清算開始決定を受けた。
当社は昭和29年12月法人改組され、二世帯住宅や木造3階建住宅などの建築工事を手がけ、一般個人を中心に営業を展開していた。地元では知名度も高かったが、ピーク時以降は受注環境の厳しさが増し収益が低迷。そのような中、経営再建を模索していたところ、平成24年11月には経営権を地域再生ファンドが譲受、実質的な運営は県内の総合建設会社が担う事となった。その後はリストラを実施する他、平成26年11月には掛川展示場を撤退する等、事業縮小をすすめ、平成28年10月23日株主総会の決議で解散を決議、翌24日会社分割にて事業を引き渡し、今回の措置となった。
負債総額は約1億円とみられる。

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