2017.04.27

有限会社兼子運輸加工ほか1社(浜松市)

人材派遣・構内作業請負
破産手続開始
負債総額 約1億4600万円(2社合計)


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有限会社兼子運輸加工(浜松市中区高丘北)と有限会社アニモ(同所)は、3月22日に静岡地裁浜松支部に自己破産を申請、4月7日に破産開始決定を受けた。
有限会社兼子運輸加工は地元製造業向けの人材派遣及び構内作業を請負うほか、派遣社員向けのアパート賃貸も手がけていた。
しかしリーマン・ショック後は企業の生産縮小により受注が大幅に減少、業績が悪化するなか賃貸物件取得に要した投資負担が重く、資金繰りが限界に達し、ついに支えきれず今回の事態となった模様。
有限会社アニモは、有限会社兼子運輸加工の関連会社として設立され、賃貸用不動産の管理業務を手がけていたが、有限会社兼子運輸加工に連鎖する形で今回の事態となった。
負債総額は有限会社兼子運輸加工が約1億200万円、有限会社アニモが約4400万円、2社合計で約1億4600万円とみられる。

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