2017.02.16

有限会社大庭海苔店(三島市)

海苔卸
自己破産準備
負債総額 約1億円


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有限会社大庭海苔店(三島市松本)は、1月18日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任し自己破産の準備に入った。
当社は昭和34年11月に設立された海苔卸業者。設立当初は三島市中心部にて一般顧客向けに販売していた。また、一時期沼津市内にも小売店を開設していたが、数年後には同小売店を閉鎖、以降は給食業者やコンビニおにぎり用業者向けの卸売に事業を集中し、本店に工場を開設してからは各種味付け海苔加工を手がけていた。
しかし、同業他社との競合から年々受注量が減少、近年は連続欠損を余儀なくされていた。 また過去の設備投資により借入負担が重く、改善策として本店の不動産を売却し賃貸で営業を展開するなど債務圧縮を図ったが、業績低迷の改善には至らず資金繰りも限界に達し、当事態に至った模様。
負債総額は約1億円とみられる。

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